WHO西太平洋地域委員会の 第 74 回 会合 (2023年10月16 – 20日) において、健康のためのコミュニケーションと健康の安全保障の強化の両方に行動科学を取り入れる 2 つの枠組みを承認しました。
- 健康のためのコミュニケーションに関する地域行動枠組み ( WPR / RC74 / 7 )
- アジア太平洋保健安全保障行動枠組み ( WPR / RC74 / 5 )
効果的にコミュニケーションを行い、行動に影響を与えるためには、人々がメッセージをどのように受け止め、解釈し、反応するかを形成する要因に注意を払う必要があります。 BI (Behavioural Insights : 行動洞察) は、健康に関連するコミュニケーションに情報を提供するために、これらの影響因子をよりよく理解するのに役立ちます。
C4H (Communication for Health) 、WHO西太平洋地域事務局の健康のためのコミュニケーションアプローチは、社会科学や行動科学、ストーリーテリング、エビデンスに基づく計画、モニタリング、学習など、さまざまな理論、ツール、テクニックを結集し、健康に関する行動の改善を支援するためのコミュニケーションを開発するもので、2023年 5月に世界保健総会で採択された「より良い健康のための行動科学」決議 ( WHA76.7 ) に沿って、行動科学の利用を推進するためにWHO、加盟国、パートナーが行ってきた活動を基礎としています。
