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国際病原体監視ネットワーク「病原体ゲノミクスのための触媒型助成基金」を立ち上げ

病原体ゲノミクスは、ウイルスや細菌、その他の病気を引き起こす生物の遺伝子コードを解析し、他のデータと組み合わせて、それらの病原体の感染力や致死性、拡散経路を理解するもので、科学者や公衆衛生担当者はこの情報をもとに、病原体を特定 ・ 追跡し、より広範な疾病監視システムの一環としてアウトブレイクを予防 ・ 対応し、治療法やワクチンを開発することができます。

IPSN (International Pathogen Surveillance Network : 国際病原体監視ネットワーク) は、ベルリンの WHO パンデミック ・ 疫病情報ハブの事務局を通じて WHO によって招集された、病原体監視関係者の新しい世界的ネットワークで、病原体ゲノムサーベイランスに取り組む組織のための触媒的助成基金を創設するため、ドナーから 400 万米ドルの資金提供を受けたことを発表しました。

触媒基金の最初の助成金は、国際病原体監視ネットワークを支援するために、ビル & メリンダ ゲイツ財団、ロックフェラー財団、ウェルカムによって提供されました。これにより、IPSN メンバーは助成金を申請できるようになります。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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