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世界マラリアデー 2024

4月25日は世界マラリアデーです。

2022年におけるマラリアの現況は、死亡者数 60 万 8,000 人、新規患者数は 2 億 4,900 万人で、全マラリア患者の 94 % が WHO アフリカ地域での発生でした。

《世界マラリアデー ・ キーメッセージ》

  • すべての人は、マラリアの予防、発見、治療のために、質の高い、タイムリーで安価なサービスを受ける権利を有するが、これが現実のものとなっているわけではない。
  • 死亡率が最も高いのは、依然として乳幼児。
  • 妊娠中女性は、マラリアに対する免疫力が低下するため、感染しやすく重症化して死亡するリスクが高まる。
  • 難民、移民、国内避難民、先住民もマラリアのリスクが高く、マラリアが蔓延する悪条件に、理不尽に遭遇する可能性がある。
  • 世界的な気候変動や、流行国における自然災害や紛争などの人道的緊急事態により、マラリアに感染しやすい人々が避難生活を余儀なくされる。

以下を通じて「より公平な世界に向けてマラリアとの闘いを加速させましょう」

  • 差別と偏見をなくす
  • 健康に関する意思決定にコミュニティを参加させる
  • プライマリヘルスケアを通じて人々が暮らし、働く場所にヘルスケアを近づける
  • マラリアのリスクを高める要因への対処
  • ユニバーサル ・ ヘルス ・ カバレッジにマラリア対策介入を含める

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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