国際保健規則改正作業部会 (WGIHR : Working Group on Amendments to the International Health Regulations) の 第 8 回 会合 (4.22~4.27中断) で、IHR 締約国は、世界保健総会 (5.27~6.1) に提出する改正案の合意に向け、大きな一歩を踏み出しました。
COVID-19 パンデミックを受けてIHR締約国が提案した修正案は、パンデミックの脅威を探知し対応する国際社会の能力を強化するためのもので、5月に開催される世界保健総会に提出するための合意されたパッケージをまとめ、その検討と、合意が得られれば正式な採択に向けて、5月16日から17日に再開される 第 8 回 会合でさらに議論されます。
また、パンデミック協定の交渉は 4月29日に再開され、5月10日まで続きます。
(備考) IHR には、194 のWHO加盟国にリヒテンシュタインとローマ教皇庁を加えた 196 の締約国が加盟しています。 改正は、拒否または留保をWHO事務局長に通知した国を除き、一定期間後にすべての締約国に対して発効します。