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ワンヘルス運用ツールの選択と使用に関するガイダンス

国連食糧農業機関 (FAO) 、世界保健機関 (WHO) 、国際獣疫事務局 (WOAH) など三者構成組織やその他のパートナー機関は、国際保健規則 (IHR2005) 、WOAH の陸上 ・ 水生動物衛生規範、世界貿易機関の衛生植物検疫措置 (WTO-SPS) 、FAO / WHO のコーデックス基準など、国際基準の要件を遵守するための加盟国の中核的能力を評価するため、長年にわたり、いくつかの OH 評価 ・ 運用ツールを開発し、ツールが現在支援している技術分野には、進捗状況のモニタリング、調整 ・ 協力メカニズム、ヒト ・ 動物 ・ 環境の接点で発生する健康脅威の予防 ・ 検知 ・ 準備 ・ 対応のための能力開発などがあります。

2022年、国連環境計画 (UNEP) が OH 同盟に加盟したことにより、国連食糧農業機関 (FAO) 、世界保健機関 (WHO) 、国際獣疫事務局 (WOAH) で構成される三部会が、四部会組織となり、「ワンヘルスハイレベル専門家パネル (OHHLEP : One Health High-Level Expert Panel) 」は、OH (One Health) を『ヒト、動物、生態系の健康の持続的なバランスと最適化を目指す統合的で統一的なアプローチ (仮訳、an integrated, unifying approach that aims to sustainably balance and optimize the health of people, animals and ecosystems) 』と定義しました。 四者構成組織は、「人獣共通感染症ガイド (TIPARTITE Zoonoses Guide : TZG) 」などの開発を通じて、地域および国レベルでの多部門 OH アプローチの運用化と強化を主導していきます。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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