WHO 青年評議会 (WHO Youth Council) は、世界中の若者たちによる情報提供を基に、より健康で安全な社会の実現に向けて若者が中心的な役割を果たせるよう促す行動の呼びかけを盛り込んだ、初の「健康な社会の創造に関する青年宣言」を世界保健サミットで発表しました。
この宣言では、より健康的な社会をグローバルに共創する上で若者をその中心に据え、その成功に必要なものを説明する 10 の行動要請を概説しています。
- 教育における若者へのアクセス、公平性、包摂性を実現
- 健康、気候変動、デジタルリテラシー
- 質の高い適応力のある教育
- 若者の参加とリーダーシップ
- 予防に重点を置いたヘルスケア
- 若者への投資により、彼らをリーダーとして解決策を推進
- 社会的 ・ 制度的な障壁から守られ、「安全な空間」の創出
- 政府、国際機関、市民社会組織が健康ニーズに関する政策を策定
- 若者たちの多様性や意見を含む経験を尊重
- 草の根の若者組織への支援を拡大
(備考)
WHO 青年評議会は2023年に設立され、若者たちの声や経験を増幅し、彼らの専門知識、活力、アイデアを活用して公衆衛生を推進することを目的としたダイナミックなネットワークです。