プライマリーヘルスケアとヘルスケアシステムの強化に向けたグローバルイニシアティブへの取り組みの一環として、イスラム開発銀行 (IsDB) は、健康へのインパクト投資プラットフォーム (HIIP : Health Impact Investment Platform) の実施に向け、世界保健機関 (WHO) に 1000 万米ドルの重要な助成金の配分を発表しました。 この特筆すべき貢献は、2024年11月12日にバクーで開催された国連気候変動会議 (COP 29) のサイドイベントで署名されたもので、低 ･ 中所得国における気候と健康への取り組みを実用化する上で重要な一歩となります。
HIIP は、国際開発金融機関 (MDB)、WHO、そして強固な健康と気候対策を必要とする国々との画期的な協力関係を象徴するもので、このイニシアティブは、気候変動や危機に耐性のあるプライマリーヘルスケアサービスとシステムへの投資に重点を置いていて、特に低 ･ 中所得国や医療過疎地域における医療システムの強化を目的とし、最終的には新たな健康上の脅威や気候変動への耐性を高めることを目指しています。
IsDB からの特別な1,000 万ドルの助成金は、最も効果的な保健プロジェクトを設計するための投資ニーズをWHO が査定し、世界各国にこれを提供しています。
