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WHO 投資ラウンド : G20 サミットで首脳らが誓約

G20 の各国首脳および政府代表は、世界保健機関 (WHO) がグローバルヘルス体制において果たす中心的調整役を再確認するとともに、持続可能な資金調達による WHO への強い支持を表明し、追加的な資金拠出を発表しました。

投資ラウンドは、WHO のグローバルヘルス戦略である「第 14 次 総合事業計画」のための資金を調達しており、これにより今後 4 年間でさらに 4,000 万人の命を救うことができます。 投資ラウンドは、WHO の資金調達モデルをより予測可能で柔軟かつ弾力性のあるものへと転換することに成功しました。

WHO は今後 4 年間で 38 億米ドルの資金調達を確保しています。 これは、WHO が必要な資金 71 億米ドルのうち 53 % を調達したことを意味し、WHO の以前の戦略に対する資金確保が 17 % に留まっていた2020年と比較すると、予測可能性が大幅に高まり、WHO、加盟国、パートナーは、2025年から2028年の戦略を実現できるよう、残りのギャップを埋める努力を継続していきます。

また、この投資ラウンドは、WHO の支援者基盤を広げ、その資金調達力を強化することにも成功し、5月の開始以来、加盟国、慈善団体、民間部門の支援者からも 70 件の新たな誓約が寄せられ、そのうち 39 件は初めて自主的な資金拠出を行なうものです。

これにより、WHO の資金調達はより多様化し、WHO の進化における画期的な出来事となりました。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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