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難民と移民の健康促進に関する WHO 世界行動計画 2019 ~ 2030

2019年 5月の 第 72 回 世界保健総会では、難民と移民の健康増進に関する世界保健機関 (WHO) のグローバル行動計画 (2019~2023年) が認められていましたが、これに次いで2023年 5月、第 76 回 世界保健総会は、グローバル ・ アクション ・ プランの期間を2030年まで延長することを決定しました。

このプランは、より広範な普及と理解を促進するために、グローバル行動計画の主要な項目を統合したものです。

優先事項として以下の 6 つが掲げられています。

1 ) 短期および長期の公衆衛生介入を組み合わせることにより、難民および移民の健康を促進する

2 ) 必須のヘルスケアの継続性と質を促進すると同時に、労働安全衛生対策を開発、強化、実施する

3 ) 難民および移民の健康を、グローバル、地域、各国の議題に主流化すること、難民および移民に配慮した健康政策および法的 ・ 社会的保護の推進、難民および移民の女性、子ども、思春期の若者の健康とウエルビーイング、難民および移民の女性と少女のジェンダー平等とエンパワーメント、パートナーシップおよび部門間、国間、機関間の調整と協力メカニズムを提唱する

4 ) 健康の社会的決定要因に取り組む能力を強化し、ユニバーサルヘルスカバレッジを含む持続可能な開発目標の達成に向けた進捗を加速する

5 ) 健康モニタリングと保健情報システムの強化

6 ) エビデンスに基づく健康コミュニケーションの改善と移民 ・ 難民の健康に関する誤解への対策を支援する

詳細は以下のWHOのウエブサイトをご覧ください。

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