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ポリオ : 公衆衛生上の緊急事態 (PHEIC) をさらに 3 ヶ月継続

3月 6日、ポリオウイルスの国際的拡大に関する国際保健規則 (2005) (IHR) に基づく緊急委員会の 第 41 回 会合が開催されました。
委員会では、アフガニスタンやパキスタンでの野生株ポリオウイルス (WPV1) 感染例の増加傾向、および、ナイジェリアやエチオピア等での循環ワクチン由来ポリオウイルス (cVDPV) の拡大などを報告し、さらに2027年までに野生株ポリオウィルス (WPV1) の根絶と撲滅の証明、2029年までにワクチン由来ポリオウィルス 2 型 (cVDPV2) の根絶と撲滅の証明という世界的な目標を念頭に、WPV1 と cVDPV に関するデータを検証しました。
加えて、アフガニスタンやパキスタンでの野生株ポリオウイルス (WPV1) 感染例の増加傾向、および、ナイジェリアやエチオピア等での循環ワクチン由来ポリオウイルス (cVDPV) の拡大などを報告し、4月 9日に事務局長は WPV1 と cVDPV などポリオ感染拡大の状況は、依然国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態 (PHEIC) であると判断しました。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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