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世界子どもの日 : 子どもたちへのより良い医薬品へのアクセスを加速

世界子どもの日 (11月20日) に際し、小児用製剤グローバルアクセラレータネットワーク (GAP-f) は、子どもたちにとって必須医薬品かつ年齢に適した医薬品へのアクセス改善に向けた行動を改めて呼びかけています。

GAP-f は、今年の 第 77 回 世界保健総会 (WHA) において、小児医薬品のギャップ解消に向けたビジョンを示す「戦略ロードマップ2025 ~ 2030」を発表しまし、ネットワークの次期フェーズを導く 3 つの転換点が示されています。

  1. 対象疾患を拡大し、呼吸器合胞体ウイルス (RSV) 、マラリア、鎌状赤血球症、デング熱、てんかんなどの疾患を含める。
  2. 国 ・ 地域レベルでの連携強化 : 各国における小児用医薬品のエコシステム構築を推進する。
  3. 革新的な製剤技術とよりスマートな臨床開発経路の促進を通じてイノベーションを推進する。

WHO がホストを務める GAP-f ネットワークは、産業界、学術界、市民社会、グローバルヘルス機関など 30 以上のパートナーを結びつけています。 このネットワークは、世界中の子どもたちに適切で質が高く、手頃な価格で入手可能な医薬品を開発 ・ 提供するための障壁を取り除く取り組みを継続しています。 世界子どもの日を記念するにあたり、GAP-f はすべてのパートナーに対し、共通の目標である「あらゆる場所の子どもたち一人ひとりに、より良い医薬品を提供すること (better medicines for every child, everywhere) 」に向けて、引き続き協力して取り組むよう呼びかけています。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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