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冠状動脈性心疾患の死亡の20%がたばこによる

9月29日の世界心臓デーに先立ち、WHO、WHF (world-heart-federation、世界心臓連合) 、ニューカッスル大学 (豪) は、毎年190万人がたばこ誘発性心疾患で死亡していると発表しました。
これは、心臓病による全死亡の5分の1に相当します。発表者は、喫煙者が非喫煙者よりも若い年齢で急性心血管系の事象を経験するリスクが高いことを強調しています。
1日にほんの数本のタバコ、時々の喫煙または間接喫煙への曝露は心臓病のリスクを高めますが、禁煙すると、心臓病のリスクは、1年間禁煙した後に50%減少します。
禁煙の恩恵は明らかであり、心臓循環器系の学会は学会員に禁煙のトレーニングを行うとともにタバコ抑制努力を促すべきとしています。

記事の詳細はWHOのウェブサイトをご覧ください。(英文)

報告書『TOBACCO & CORONARY HEART DISEASE』はWHOのウェブサイトをご覧ください。(英文)

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