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C型肝炎治療 : ジェネリック医薬品が成功を支える (報告書)

WHOが発表した「C型肝炎の診断と治療の普及促進に関するグローバル進捗報告書」によると、多くの低 ・ 中所得国では、検査 ・ 治療を受ける人々が増加したことで、C型肝炎の疾病負荷が減少しました。2015年から2018年の間に、安全で効果的な直接作用型レトロウイルス薬による治療を受けた人の数が20倍に増加した国もあります。
薬剤の価格下落がこの成功を支えています。低 ・ 中所得国では、WHOが認定したジェネリック医薬品であるソフォスブビルとダクラタスビルの12週間の治療コースで、患者1人当たり60米ドル相当という低価格を実現すことができるようになりました。

とはいえ、肝炎ウイルスの根絶という2030年までの目標達成には不十分です。各国はCOVID-19のパンデミックによって引き起こされる病気の負担とサービスの混乱に取り組み続けていることから、C型肝炎への対応におけるここまでの勢いと実績が失われないようにすることが重要です。

記事の詳細はWHOのウェブサイトをご覧ください。(英文)

進捗報告書の詳細はWHOのウェブサイトをご覧ください。(英文)

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