パンデミックは、インフォデミックによって複雑化 ･ 悪化しています。 インフォデミックとは、感染症の発生に伴って情報が氾濫し、人々が健康を守るために正しい判断を下すことを困難にすることです。 情報量の多さには圧倒されますが、その多くが誤報や偽情報であることも問題を深刻化させています。 人々が誤った健康情報に基づいて行動すれば、健康に影響を与えます。

2020年10月20日から12月11日まで開催されたWHOの第 3 回インフォデミック対策会議は、インフォデミックに対処するために、特に即時性のある下記の 6 つのステークホルダーグループのそれぞれについて、インフォデミックの最重要課題とアプローチを特定しました。

1. 　科学 ･ 研究コミュニティ
2. 　各国の保健当局
3. 　テクノロジー企業およびソーシャルメディア・プラットフォーム
4. 　非政府組織 (NGO) および市民社会グループ
5. 　メディア、ジャーナリズム
6. 　国連機関および多国間組織

これらの各トラックでは、数週間にわたって行われた一連のディスカッションにより、それぞれの分野におけるインフォデミック関連の主要な課題が明らかになりました。 各トラックでは、インフォデミックの課題に対処するための重要なアプローチとアクションポイントが多数作成されました。 これらは本報告書で紹介されています。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。