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健康関連SDGsの進捗停滞、緊急行動が必要 (世界保健統計 2023)

WHOは、パンデミックの影響に関する新しい数値や、健康関連の持続可能な開発目標 (SDGs) に向けた進捗状況に関する最新の統計情報を盛り込んだ、世界保健統計報告書の2023年版を発表しました。 この報告書は、近年の主要な指標における健康の進歩の停滞を強調し、また、非感染性疾患 (NCDs) と気候変動の脅威が高まっていることから、初めて気候変動と健康についての専門セクションが設けられ、協調的で強化された対応を呼びかけています。

2000年以降、母子保健に大きな改善が見られ世界の平均寿命は2000年の 67 歳から2019年の 73 歳まで伸びました。しかし、パンデミックにより、多くの健康関連指標はさらに軌道から外れ、質の高いヘルスケア、定期的な予防接種、経済的保護へのアクセスにおける不平等を助長することになりました。

その結果、マラリアと結核の改善傾向は逆転し、顧みられない熱帯病 (NTDs) の治療を受けた人は少なくなり、NCDs による年間死亡者数の割合は一貫して増加し続け、 現在では年間死亡者数の 4 分の 3 近くを占めるに至っています。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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