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オンコセルカ症撲滅プログラムにおける流行国のニーズとギャップの調査報告書

『持続可能な開発目標を達成するための放置に終止符を打つ : 顧みられない熱帯病のためのロードマップ2021 – 2030』 (以下、ロードマップ) では、2030年までにオンコセルカ症を撲滅するための明確な目標を定めています。

この目標には、34 カ国の少なくとも1つの重点地域、少なくとも 16 カ国の人口の 50 % 以上、少なくとも 12 カ国の流行人口全体において、イベルメクチンの大量投与 (MDA) の必要性をなくすことが含まれるほか、2030年までに 12 カ国でオンコセルカ伝染を阻止することを目標としていて、これらの目標やマイルストーンを達成するためには、多くの重要な行動が必要です。

世界保健機関 (WHO) 、加盟国、パートナーは、オンコセルカ症撲滅目標の達成に向けて加盟国を支援する「オンコセルカ症撲滅のための世界ネットワーク (GONE) 」を設立し、オンコセルカ症制圧の取り組み状況、課題、ボトルネック、制圧目標達成のために必要な重要行動を明らかにするため、すべての流行国でニーズ調査を実施しました。本報告書は、スコーピング調査の結果をまとめたものであり、GONEパートナーが実施すべき優先分野と重要なアクションを決定するのに役立つものです。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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