本報告書は、2023年 7月 1日から2024年 6月30日までの期間における西太平洋地域における WHO の活動をまとめたものです。
2024年 2月に同地域のリーダーシップを引き継いだ新地域事務局長、サイア ・ マウ ・ ピウカラ博士による初の報告書です。
これでは、地域事務局長のビジョンに加え、37 の国と地域に暮らす 19 億人の人々のヘルスアウトカムを改善するために加盟国と協力する WHO の「地域およびグローバルレベルで、健康が持続可能な開発の不可欠なパートナーとなるよう、また、すべての人々の健康とウエルビーイングというビジョンが現実のものとなる取り組み」に焦点を当てています。
10月に開催されるWHO西太平洋地域委員会の会議で西太平洋地域における健康とウエルビーイングに関する新たなビジョンが、加盟国に提示されます。 そのタイトルは以下の通りです。
「Weaving Health for Families, Communities and Societies of the Western Pacific Region (2025 – 2029) : Working together to improve health and well-being and save lives」(西太平洋地域の家族、コミュニティ、社会のための健康を織りなす (2025年 ~ 2029年) : 健康とウエルビーイングを改善し、命を救うために共に取り組む (仮訳) )