WHO とユニセフの『質の高いケアのための必須サービス : 医療施設における水、トイレ、衛生設備、医療廃棄物および電力サービス』に関する合同世界進捗報告書によると、依然として数十億人が基本的な設備が整た施設でのサービスを受けられていません。 2030年までの世界的な目標を達成するには、取り組みと投資を大幅に加速することが急務です。
主な調査結果は以下の通りです。
- 2023年には、11 億人が基本的な水サービスを欠く医療施設に、30 億人が基本的なトイレサービスを欠く医療施設に、17 億人が基本的な衛生サービスを欠く医療施設に、28 億人が基本的な廃棄物サービスを欠く医療施設に、それぞれサービスを提供されていると推定。
- 2022年には、10 億人近くが、電気がない (4 億 3,300 万人) か、供給が不安定な (4 億 7,800 万人) 医療施設に依存。
- コミットメントは高まっています : 2025年には、101 カ国が医療施設における WASH、廃棄物、電力に関する有効なデータを提供し、これは2020年の 47 カ国の 2 倍以上。
- 各国の行動は拡大 : 80 % 以上の国が、基準の策定やベースライン評価の実施な ど、少なくとも 1 つの国家的行動を実施。 いくつかの後発開発途上国 (エチオピア、マラウイ、ネパール、ルワンダ、ウガンダを含む) は、WASH、廃棄物、電力の改善を実施し、スケールアップする強い準備ができている。
- 最大のギャップは依然として資金調達 : 半数以上の国が国家計画を承認しているものの、その実施に必要な資金が十分に確保されていると報告しているのは、5 カ国に 1 カ国のみ。