WHOはCOVID-19のための戦略的準備、対応計画の更新を発表しました。

これはCOVID-19への 3 回目の戦略計画であり、最後になる可能性があります。
この計画では、今年のパンデミックの展開について、3つのシナリオを描いています。

1. 最も可能性の高いシナリオは、ウイルスは進化を続けるが、ワクチン接種や感染による免疫力の強化に伴い、引き起こす病気の重症度は時間とともに減弱する。

2. 最良のシナリオでは、より重症度の低い亜種 (変異種) が出現し、ブースター (追加接種) や新しい処方のワクチンは必要なくなる。

3. 最悪のシナリオは、より毒性が強く、感染力の強い変異型が出現し、この新たな脅威に対して、事前のワクチン接種や感染による人々の免疫防御力は急速に低下し、重症化や死亡例が増えていく。

今年中にパンデミックを終息させるには、各国が 5 つの中核的な要素に対応 ･ 投資することが必要です。

1. サーベイランス、研究所、公衆衛生情報の発信

2. ワクチン接種、公衆衛生および社会的対策、そしてコミュニティーの関与

3. COVID-19のための臨床ケア、そして弾力的な医療システム

4. 研究開発、そして機材や試薬などへの公平なアクセス

5. 緊急モードから長期的な呼吸器疾患の管理へと移行する際の社会や保健医療システムの調整

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。