世界保健サミットにおいて、世界ポリオ撲滅推進計画 (GPEI) の2022 – 2026年戦略に対する 26 億ドルの資金提供を世界のリーダーたちが確認しました。
この資金は、ポリオ撲滅への最後の難関を乗り越え、今後 5 年間で毎年 3 億 7,000 万人の子どもにワクチンを接種し、50 カ国で疾病監視を継続するための世界的な取り組みを支援するために使用されます。
野生型ポリオウイルスは、パキスタンとアフガニスタンの 2 カ国で流行しています。 しかし、今年に入ってからは、少数の新しいパキスタン発の株と関連した変異株の南東アフリカでの検出を含め、29 人の患者が記録されています。 さらに、十分な予防接種を受けていない場所で出現する可能性のあるポリオウイルスの変種であるcVDPVの流行が、アフリカ、アジア、ヨーロッパの一部で広がり続けており、ここ数カ月で米国、イスラエル、英国で新たな流行が検出されています。
主要な拠出者 (国) は以下の通り。
- ビル & メリンダ ・ ゲイツ財団 : 12 億米ドル
- 国際ロータリー : 1 億 5 千万米ドル
- 米国 : 1 億 1400 万ドル
- ブルームバーグ ・ フィランソロピー : 5,000 万米ドル
※日本は 1100 万米ドル