WPRO地域委員会の第 73 回 会合では、地域の主要な保健問題について議論されます。
辺境で支援が未到達の地で生活するあらゆる年齢の人々に手を差し伸べることは、地域委員会の今年の優先事項であり、この会合では「西太平洋における支援の手の届かない未到の人々に到達するための地域枠組み (2022 – 2030) 」の草案を議論する予定です。
COVID-19のパンデミックは、すべての国や地域社会で生活を破壊し、世界の経済成長に悪影響を及ぼしました。 国内および国家間の不平等が拡大し、すでに取り残された人々が不当に影響を受けました。
西太平洋地域の復興と未到の人々への支援の課題は、グローバル化、気候変動、急速かつ無計画な都市化、人口の高齢化、精神衛生問題を含む非感染性疾患の増加といった既存の問題によって、さらに深刻になっています。
WPROでは、より良い保健システムを構築し、変革するための協調的な取り組みが今こそ必要であると考えています。これは、人々が生まれ、成長し、生活し、働き、年齢を重ねた状況や環境、スティグマや差別など、どのような理由で支援が届かないのかを日常的に特定し、支援を受けるための障壁を克服する能力を保健部門に確保することを意味します。
ニュース原文中で紹介されているラオスのVang Nutuaさんの事例は健康問題が地域の人々にどのような影響を与えるかを検証するシリーズの一部で、人々の情報へのアクセスを向上させ、コミュニティと医療サービスの間に信頼と関係を築くことが、支援が届かない人々に手を差し伸べる重要な役割を担っていることを紹介しています。
※「西太平洋における未到の人々に到達するための地域枠組み (2022 – 2030) 」の草案は、WHOのサイトをご覧ください。