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病原体ゲノムデータ共有のためのWHO指針

COVID-19パンデミックの特徴の 1 つは、この100年で最も深刻な健康危機に対する世界的な対応が連帯と共有の欠如により分断され、調整されていないことです。

世界は、タイムリーで質の高い、地理的に代表的な病原体ゲノムデータを、可能な限りリアルタイムに近い形で共有する必要があります。病原体ゲノムデータが国内および国際的に共有されれば、疫病やパンデミックの予防、検出、対応に役立ち、すべての加盟国の利益となるものです。 また、このようなデータの定期的な収集と共有は、風土病のモニタリングや対応、薬剤耐性の追跡に重要で、対応政策にも役立てることができます。

WHOは、世界の公衆衛生を守るために、病原体ゲノムデータの共有を奨励しています。

本指針は、研究者、疫学者、公衆衛生当局に実用的な支援を提供するもので、病原体ゲノムデータの発信者である世界中の科学者の正当な懸念とニーズを認めつつ、タイムリーに共有するための道筋を示すものです。

記事の詳細はWHOのサイトをご覧ください。

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