COVID-19のパンデミックに関する国際保健規則 (2005) (IHR) 緊急委員会の第 14 回 会合が 1月27日に開催され、事務局長は、委員会が提示した助言に同意し、COVID-19が引き続き国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態 (PHEIC) であると決定しました。
2020年 1月にCOVID-19のPHEICが決定してから今週で 3 年になります。 1 年前のオミクロン感染のピーク時に比べれば、世界は良い状態にありますが、この 8 週間の間に、世界で 17 万人以上のCOVID-19関連の死亡が報告されており、さらに、サーベイランスと遺伝子配列の決定が世界的に減少し、既知の変異体の追跡と新しい変異体の検出がより困難になっています。
現在、ヘルスシステムはCOVID-19とインフルエンザやRSウイルス (RSV) 感染症患者のケアや、ヘルスワーカーの不足と過労に悩まされています。 ワクチン、治療薬、診断薬は、重症化を防ぎ、命を救い、世界中の医療制度や医療従事者の負担を軽減する上で、これまでも、そしてこれからも重要な役割を担っています。 しかしながら、COVID-19への対応は、最も必要としている人々、高齢者や医療従事者にこれらの手段を提供できない国が非常に多く、依然として足かせとなっています。
