執行理事会におけるテドロス事務局長の挨拶の要旨は以下の通りです。
- COVID-19について、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態延長を宣言した。
- 今後 5 年間の 5 つの優先事項 :「 5 つ の P 」
「Promoting」「Providing」「Protecting」「Powering」「Performing for health」
ただしこの「 5 つ の P 」は、国連の指導的戦略であるGPW (第 13 次 一般作業計画)や「トリプル 10 億」ターゲットに代わるものではない。
- 第一に、より多くの人々が健康とウエルビーイングを享受するという私たちの目標達成に不可欠な「病気の根本原因に対処することによる健康増進」
- 第二に、UHCの恩恵を受ける人々がさらに 10 億人増えるという我々の目標達成のために不可欠な「保健システムをプライマリーヘルスケアに方向転換することによる、保健の提供」
- 第三に、対応、回復力のためのグローバルなアーキテクチャを強化することにより、健康を守ることで「健康緊急事態への備え」
- 第四に、イノベーション、データ、デジタル技術、パートナーシップを活用することで、「ワンヘルスをパワーアップさせること」
- 第五に、結果を出し、グローバルヘルスにおいて主導的な役割を果たすことを成し遂げるため「より強力なWHOを構築し、健康のために行動すること」