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人工甘味料「アスパルテーム」に発がん性の可能性

アスパルテームは、1980年代以降、ダイエット飲料、チューインガム、ゼラチン、アイスクリーム、ヨーグルトなどの乳製品、朝食用シリアル、歯磨き粉、咳止めやチュアブル ・ ビタミンなどの医薬品など、さまざまな食品 ・ 飲料製品に広く使用されている人工 (化学) 甘味料です。

アスパルテームの健康への影響に関する評価が、国際がん研究機関 (IARC) 、WHOおよび国連食糧農業機関 (FAO) の食品添加物合同専門家委員会 (JECFA) により発表されました。IARCは、ヒトにおける発がん性の「限定的なエビデンス」を挙げて、アスパルテームをヒトに対して発がん性がある可能性がある「IARCグループ2B」と分類し、1日摂取許容量を40mg/kg体重と再確認しました。

今回の評価では、一般的に使用されている量では安全性に大きな懸念はないとしていますが、潜在的な影響が報告されており、より多くの優れた研究によって調査する必要があるとしています。

(参考) 内閣府食品安全委員会の『アスパルテームに関する Q & A 』も併せてご覧ください。
https://www.fsc.go.jp/foodsafetyinfo_map/aspartame.html

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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