WHO、デンマーク、ヨルダン、ケニア、UNHCR (国連難民高等弁務官事務所) は 2月に、人道的環境における NCDs に関するグローバルハイレベル技術会議をコペンハーゲンで開催します。
心血管疾患、がん、慢性呼吸器疾患、糖尿病などの非感染性疾患 (NCDs) は、世界の死因の 75 % を占めています。
人道的緊急事態の影響を受けた人々は、NCDs のリスクが高まり、災害後、脳卒中や心臓発作の発生確率は最大で 3 倍になると推定されています。 しかし、NCDs のケアや治療は、人道的緊急事態への準備や対応の標準的な部分として含まれていないことが多く、最も緊急なニーズに焦点が当てられています。
2023年、WHO は世界で 65 件の健康緊急事態に対応、UNHCR は 29 カ国で 43 件の緊急事態宣言を行い支援を拡大しましたが、国連の推計によると、2024年には 3 億人が人道支援と保護を必要とし、その半数以上 (1 億 6,570 万人) が緊急健康支援を必要としています。
今回のハイレベル技術協議は、人道的対応の中で NCDs の予防 ･ 管理サービスを提供する上で、加盟国を効果的に支援するためのベストプラクティスを共有するための重要なプラットフォームとなります。
