WHOや多くの分野の研究成果を取りまとめた「健康と気候変動カウントダウン2020年報告書」が、The Lancet誌に掲載されました。2020年報告書では、感染症の地理的拡大、熱中症に起因する死亡率など43の指標が発表されています。
気候変動はその原因には責任のない脆弱な人々の健康を危険にさらしています。気候変動は洪水や干ばつ ・ 山火事などをもたらし、公衆衛生とインフラに大きな影響をもたらし、人類の健康を損ねています。
しかし、気候変動への取組みは遅々として進んでいません。
12月12日は2015年のパリ協定から5周年となり、各国が国別の公約を見直すタイミングです。