どのような業務においても応用できる経験

Masato YAMAUCHI
山内 祐人
順天堂大学大学院医学研究科博士課程
期間
2016年2月~2016年4月(3ヶ月間)
場所
フィリピンの首都マニラにある世界保健機関西太平洋地域事務局(WPRO)の結核・ハンセン病対策課
内容
  • ・第10回結核対策管理者会議
  • ・西太平洋諸国のハンセン病疫学的レビュー
  • ・ハンセン病におけるQOL評価ツールのレビューとリンパ管フィラリア症とのQOLの比較

今回初めて結核・ハンセン病対策の業務をボランティアとして経験した。今まで熱帯地域におけるフィラリア、マラリア、HIV/AIDS、EPIと様々な疾病対策を経験してきたが、また多くの新たな知見を得られた。3ヶ月間を通して、結核・ハンセン病の様々なデータやグローバルプログラム、疫学的特徴のような疾病対策における重要項目について学べ、また、データ分析や図表を綺麗に見せるコツなどについても非常に多く学んだ。更には、国際機関としての各国の政府機関に働きかける役割、全体で起こっている事を把握し先を読んで立案する重要さを体感した。各国の疾病対策に対するモチベーション向上や国同士の連携の強化の大切さ、大規模の会議を実施する上での工夫・アイデアの重要さも学べた。今回の経験は今後どのような業務においても応用できる経験であると思われる。… PDFで全文を読む

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