◆ 開催趣旨
関西グローバルヘルス(KGH)の集いは、対面からオンラインへと適宜形式を変えつつ、グローバルへルスの課題について議論と発信を続けています。
グローバル・カフェは、通常のオンラインセミナーではない、双方向で自由闊達な議論の場の提供とそこから未来につながるネットワークの構築を目指し、2020年12月から毎年開催しています。医療者、学識者、学生、市民団体、行政、ジャーナリストなど、立場や背景が異なる多様多彩な方々に気軽に参加頂き、一人ひとりが考えるグローバルヘルスについて、楽しく自由に議論できる場づくりを目指しています。予定調和的な結論に落ち着かせたり、小賢しい提言にまとめたりするつもりはまったくありません。思う存分に大風呂敷を広げましょう。これを通じて未来につながるネットワークを構築し、そこから何か思いもかけない素晴らしいアイディアが生まれるかもしれません。そんな場の提供に、このワークショップの意義を見出したいと思います!
今回のテーマ :『途上国での外科治療について考える』
外傷、腹膜炎、腫瘍など、外科手術が救命や機能回復のための唯一の手段である場合は少なくありません。しかし施設が遠い、外科医が少ない、高いお金がかかるなどの理由で、途上国ではタイムリーに必要な外科手術を受けられる人は非常に限られています。
これまでグローバルヘルスでは予防対策や、下痢・肺炎・マラリアなど、安く簡単な治療でより多くの命を救える病気が優先され、帝王切開以外の外科的治療へのアクセスについて語ることはあまりありませんでした。いつまでもそれでいいのでしょうか?
2021年にWHO西太平洋地域で「安全で安価な外科治療への行動フレームワーク」が出版され、すべての人が安全・安価・良質な外科治療へアクセスできることはUHCの一つの柱とされました。
今回は外科医でない人も「途上国での外科治療」について考えてみませんか!
- 途上国の外科が直面する課題~安全・安価・良質な外科を広げるために
- 外科とその他の医療・公衆衛生との優先順位、協力の優先順位
- 外国人として外科医療にかかわる意義と責任
■ 日時 : 2023年 3月11日 (土) 13 : 00 – 16 : 00
※ ( 16 : 00 – 17 : 00 オンライン懇親会 を予定 ! )
■ 方法 : オンライン会議システム ZOOM
■ 応募要領
- 募集人数 : 30 名 程度 (応募多数の場合は抽選になります。)
- 参加資格 : なし
※ 医療関係者や外科医である必要はありません。
※ 使用言語は日本語です。Global Caféの目的の一つは、顔の見えるネットワーク作りです。グループワークに積極的に参加できる方、メルアド等の基本的な個人情報を共有できる方を求めます。
■ 参加費 : 無料
◆ イベントちらし
https://www.japan-who.or.jp/wp-content/uploads/2023/02/230311kgh-gc-2023-sp.pdf
◆ 応募方法 : 申込フォームからお申込み下さい。(応募締切 : 2023年 3月 5日 (日))
https://forms.gle/p3y6e9CMEQiMb6C59
◆ 問合わせ先 : メールでお問合せ下さい。
kansai.gh.tsudoi@gmail.com