日本WHO協会からのお知らせ

大阪医療通訳パネル・ディスカッション開催のお知らせ

第27回ワン・ワールド・フェスティバルにおいて、下記パネル・ディスカッションを開催します。

「日本の病院では、英語があまり通じませんでした。薬をもらったけれど、日本語の説明しかなく不安です。」切り傷で宿泊先近くの病院を受診した訪日外国人のことばです。


軽い病気でも心配なのですから、長く日本で暮らす外国人が心臓病やがんなどにかかったときの不安は大きいです。いま、外国人にとって安全で安心な医療が求められています。


そのためには、言葉の専門職である医療通訳士や異文化に精通した国際看護師などが必要です。このイベントでは、すでに関西において異文化対応・多言語対応の現場で培われてきた方々が集まり、外国人のいのちを守る関西発のイノベーションを議論します。


その成果は、多くの外国人が来日する大阪万博につながっていきます。そして、持続可能な開発目標 (SDGs) の目標3 (保健医療) 、10 (格差是正) 、17 (パートナーシップ) の実現に向けた未来志向の取組みにも貢献できると期待しています。

  • 日 時 :2020年2月1日 (土) 10 : 30~12 : 00
  • 場 所 : カンテレアリーナ (関テレ扇町スクエア) (JR天満駅徒歩3分、堺筋線扇町駅地下連絡路直結)
  • 座 長 :
    中村安秀 (日本WHO協会理事長、甲南女子大学教授)
    南谷かおり (りんくう総合医療センター国際診療科部長、IMEDIATA理事長)
◆ 挨 拶:松浦成昭 (大阪国際がんセンター総長、日本WHO協会理事)
◆ パネルディスカッション
  • 講 師:
  •   医療機関の立場から ; 中田研様 (大阪大学医学部附属病院国際医療センター)
  •   医療通訳者の立場から ; 本田友香様 (IMEDIATA理事、英語医療通訳者)
  •   保健医療者の立場から ; 許由希様 (大阪府済生会中津病院)
  •   通訳企業の立場から ; 中牟田和彦様 (Medi-way、東和エンジニアリング東和通訳センター長)

【参加費】 無料

【後援】 (一社) 大阪府医師会、 (公社) 大阪府看護協会、 (一社) 大阪府歯科医師会、 (一社) 大阪府薬剤師会

ワン・ワールド・フェスティバルについては公式ウェブサイトをご覧ください。

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