中絶

重要事項

  • 中絶は一般的に行われる保健医療上の処置です。 妊娠期間に応じて、また必要な技能を有する者が適切に、WHOが推奨する方法に従って実施すれば安全です。
  • 計画的でなく妊娠してしまった 10 例中 6 例は人工妊娠中絶を行っています。
  • 全ての中絶件数の約 45 % は危険を伴うものであり、そのうち 97 % は発展途上国で行われています。
  • 危険を伴う人工妊娠中絶は、妊産婦の死亡や各種の病気の大きな原因となっていますが、そうした人工中絶は予防可能なものです。 危険を伴う人工妊娠中絶は身体的・精神的な合併症をもたらし、女性、地域社会および保健医療にとって、社会的 ・ 財政的負担につながります。
  • 安全で、適切な時期に、安価な費用で、尊重される中絶ケアの普及が進んでいないことは、重大な公衆衛生と人権の問題です。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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