思春期および若年成人の健康
キーファクト(主要な事実)
- 2021年には、10 ~ 24 歳の思春期および若年成人の 150 万人以上が死亡しました。 これは毎日約 4,500 人が死亡したことになります。
- 10 ~ 14 歳の若年青年は、全ての年代の中で死亡リスクが最も低くなっています。
- 傷害 (交通事故および溺水によるものを含む) 、対人暴力、自傷および妊産婦の状態は、思春期および若年成人の主な死因です。
- 成人期のすべての精神障害の半数は 14 歳までに発症しますがほとんどは発見されず、したがって治療もされていません。
- 薬物を人生の早い段階で使用し始めると、成人してから依存性や他の問題を発症するリスクが高くなります。 若い人びとは、高齢者と比較して、薬物使用による影響を不相応に受けています。
- 世界的にみると、2021年の 15 ~ 19 歳の少女の年間出生数は 1,000人当たり 42 人となっています。
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文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。