細菌性膣症
キーファクト(主要な事実)
- 細菌性膣症 (BV : Bacterial vaginosis) は、生殖年齢の女性の間で、膣分泌物 (おりもの) が出る原因として非常に多く見られます。
- 細菌性膣症は、治療可能であり、治癒も可能です。
- BV 罹患率は国や人口グループによって異なりますが、生殖年齢の女性における世界的な BV 罹患率に関する最近の系統的レビューとメタ分析では、23 ~ 29 % の範囲にあります。
- BV は、HIV の感染や他の STI の感染 ・ 発症のリスクを高め、放置すれば妊娠に悪影響を及ぼす可能性があります。
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文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。