麻疹(はしか)
重要事項
- 麻疹は、ウイルスによる感染力の強い重篤な空気感染症で、重篤な合併症を引き起こし死に至ることもあります。
- 麻疹のワクチン接種により、2000年から2021年にかけて 5600 万人の死亡が回避されました。
- 安全で費用対効果の高いワクチンがあるにもかかわらず、2021 年には世界で 推定 128,000 人 が麻疹により死亡し、そのほとんどがワクチン未接種の人またはワクチン接種を受けていない 5 歳未満の子供たちでした。
- 2022年には、世界の子どもたちの 83 % が最初の誕生日を迎えるまでに、定期接種を通じて麻疹ワクチンの 第 1 回 接種を受けましたが、これは2008年以降で最低の水準です。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。
厚生労働省検疫所ホームページ :麻疹について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。