麻疹(はしか)
重要事項
- 安全で費用対効果の高いワクチンがあるにもかかわらず、2018 年には世界で 140,000人 が麻疹により死亡し、その多くは 5 歳未満の子どもたちでした。
- 麻疹ワクチン接種により、2000年から2018年にかけて世界の麻疹死亡者数は73%減少しました
- 2018 年には、世界の子どもたちの 86%が最初の誕生日を迎えるまでに、定期接種を通じ て麻疹ワクチンの第 1 回接種を受けました。接種率は 2000 年の 72%から向上しました。
- 2000 年から 2018年の間に、麻疹ワクチン接種によって 2320 万人の死亡が予防できたと推計されました。麻疹ワクチンは公衆衛生における最も費用対効果の高い施策のひとつと言えます。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。
厚生労働省検疫所ホームページ :麻疹について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。