カンジタ症

キーファクト(主要な事実)

  • カンジダ症は、主にカンジダ属の真菌によって引き起こされる一般的な真菌感染症です。
  • カンジダ症は、口 (口腔カンジダ症または口内炎) 、膣 (膣カンジダ症) 、食道、皮膚、血液 (侵襲性カンジダ症) など、体のさまざまな部位に発症する可能性があります。
  • 外陰膣カンジダ症 (VVC) 、または膣カンジダ感染症は、世界中で何百万人もの女性に影響を及ぼしています。
  • 口腔カンジダ症は、乳児、免疫力が低下している人、ステロイド吸入剤を使用している人、入れ歯を使用している人、薬物注射を行っている人、および糖尿病などの症状がコントロールされていない人によく見られます。
  • カンジダ症は抗真菌薬で治療できます。 薬剤耐性菌による感染症の場合は、治療がより複雑になることがあります。
  • カンジタ ・ アウリス (Candida auris) は、多剤耐性があり、侵襲性疾患を引き起こし、病院でのアウトブレイクにつながる真菌の一種です。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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