心血管疾患(CVDs)

キーファクト(主要な事実)

  • 心血管疾患 (CVDs) は世界的に主な死亡原因となっています。
  • 2022年には 1,980 万人が CVD により死亡したと推定されており、これは全世界の死亡者数の約 32 % に相当します。 これらの死亡のうち、85 % は心臓発作と脳卒中によるものです。
  • 心血管疾患による死亡の 4 分の 3 以上は、低中所得国で発生しています。
  • 2021年に非感染性疾患により早死した 1,800 万人 (70 歳未満) のうち、少なくとも 38 % は CVD が原因でした。
  • ほとんどの心血管疾患は、喫煙、不健康な食事 (過剰な塩分、糖分、脂肪の摂取を含む) 、肥満、身体活動の不足、アルコールの有害な摂取、大気汚染などの行動的および環境的なリスク要因に対処することで予防可能です。
  • カウンセリングと薬物療法による治療を開始できるよう、心血管疾患をできるだけ早く発見することが重要です。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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