チクングンヤ熱

重要事項

  • チクングンヤ熱は、感染した蚊によってヒトに伝播するウイルス性疾患です。チクングニアウイルス(CHIKV)によって引き起こされます。
  • CHIKV感染は発熱と激しい関節痛を引き起こします。その他の症状として、筋肉痛、関節腫脹、頭痛、吐き気、疲労および発疹などがあります。
  • チクングンヤ熱に伴う関節痛はしばしば消耗性であり、その継続期間は一定していない。
  • 現在のところ、このウイルスに対するワクチンや特効薬はありません。治療は、病気の症状を緩和することに重点を置いています。
  • この疾患はほとんどがアフリカ、アジアおよびインド亜大陸で発生しています。しかし、2015年の大規模な集団発生は米州地域のいくつかの国に及びましたが、散発的な発生は他の地域でも見られています。
  • この疾患の臨床像はデング熱およびジカ熱といくつかの点で似ており、これらの疾病がよくみられる地域で誤診されることがあります。
  • チクングンヤ熱の重症例および死亡例は非常に稀であり、もしあるとすればほとんどの場合他の健康問題と絡んでいます。
  • チクングンヤ熱の正確な診断は困難であるため、この疾患に罹患した人数については、年間ベースでの世界的な実測値はありません。
  • 蚊の繁殖場所がヒトの生活領域に近接していることは、チクングンヤ熱の大きな危険因子です。

本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい。

厚生労働省検疫所ホームページ :チクングニア熱について (ファクトシート)

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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