子ども:生存と福祉の改善

キーファクト(主要な事実)

  • 2019年には5歳未満の子ども520万人が死亡したと推計されています。そのほとんどが予防・治療できるものでした。生後1か月から11か月までの子供150万人が死亡し、1歳から4歳までの子供の死亡は130万人でした。新生児(生後28日以内)の死亡は240万人でした。
  • 以上に加えて5歳から9歳までの子供50万人が2019年に死亡しています。
  • 5歳未満の子どもの主たる死亡原因は早産に伴う合併症、仮死状態/外傷、先天性異常、肺炎、下痢、マラリアです。これら全ては、予防接種、適切な栄養、清潔な水と食料そして必要に応じて訓練を受けた医療提供者のケアがあれば予防可能なのです。
  • 5歳から9歳までの子供の死亡は、感染症の減少と共に1990年来死亡率が大幅に減少しました(61%)。成長するにつれ交通事故や溺死を含めた傷害が子供の主要な死亡原因となっています。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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