コレラ

キーファクト(主要な事実)

  • コレラは重度の下痢性疾患であり、治療しないと数時間以内に死に至る可能性があります。 迅速な治療が不可欠です。
  • 研究者らは、毎年世界中で 130 万~ 400 万人がコレラに罹患し、21,000 ~ 143,000 人が死亡していると推定しています(1)。
  • コレラに感染した人のほとんどは症状がないか、あるいは症状が軽いため、経口補水液で治療できます。 重症の場合は、点滴、経口補水液、抗生物質が必要です。
  • コレラを予防するには、安全な水、基本的なトイレ、衛生設備 (WASH) を利用できることが不可欠です。
  • 経口コレラワクチン (OCV) はコレラの予防と制御に役立ちます。

本件ファクトシートについて、厚生労働省検疫所ホームページでは全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)

厚生労働省検疫所ホームページ :コレラについて (ファクトシート)

[1] Updated global burden of cholera in endemic countries. Ali M, Nelson AR, Lopez AL, Sack D. (2015). PLoS Negl Trop Dis 9(6): e0003832.  doi:10.1371/journal.pntd.0003832.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4455997/

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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