包括的性教育

キーファクト(主要な事実)

  • 包括的な性教育 (CSE) は、若者に対し、自身の身体、健康、人間関係、権利について、年齢にふさわしく、科学的に正確で、文化的に適切な情報を提供することで、知識と理解を深め、誤解を正すことを目的としています。 また、思考や感情、態度、価値観について話し合い、振り返るための体系的な機会を提供し、若者が健康を維持し、互いを尊重し合う人間関係を築き、十分な情報に基づいた選択を行い、必要な時には助けを求めることができるよう、自己認識や、公平で他者を尊重する規範を育むことも目的としています。
  • 研究結果によると、質が高く、適切に実施された性教育は、初体験の時期を遅らせ、性的なリスク行動を減らす一方で、避妊具の使用率を高めることが示されています。
  • CSE は性行為の頻度を高めることも、早期の性行為を促すこともないことがエビデンスによって示されています。
  • 性行為の開始時期を遅らせることと避妊法の活用の両方に取り組むプログラムは、禁欲のみを推奨するプログラムよりも効果的です。
  • 学校内外での包括的性教育 (CSE) の内容と実施方法を改善している国は少数ながら増加傾向にあるものの、CSE へのアクセスは依然として不均一であり、質にもばらつきがあるため、その結果、多くの若者が必要な知識やスキルを身につけられないままになっています。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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