難聴と聴覚障がい

重要事項

  • 全世界では、およそ4億6600万人の人々が日常生活に支障をきたすほどの聴覚障がいを抱えており(1)、そのうち3400万人が子どもです。
  • 2050年までには9億人以上の人々が日常生活に支障をきたすほどの聴覚障がいを抱えることになると推測されています。
  • 聴覚障がいの原因は、遺伝要因、出生時合併症、特定の感染症、慢性の耳感染症、特定の薬剤の使用、大音響ノイズへの暴露、及び加齢などです。
  • 子どもの聴覚障がいの60%は予防可能な原因によるものです。
  • レクレーションの環境であっても、ノイズに晒されて、11億人の若者たち(12~35才)が聴覚障がいのリスクを持っています。
  • 聴覚障がいへの取り組みはなされておらず、世界での年間コストは7500億米ドルにのぼります。聴覚障がいを予防し、診断し、対処することは、費用対効果が高く、個々人にも大きな恩恵をもたらすことが出来ます。
  • 聴覚障がいを早期に確認し、補聴器や人工内耳その他の補助器具を使うこと、字幕をつけることや手話、教育的で社会的なサポートによって恩恵を受けることができます。
  • 聴覚補助器具を必要とする人々とそうでない人との間には87%ものギャップがあると推定されており、実際に利用できる人々は全体のわずか17%しか恩恵を受けていません。

    

(注1)日常生活に支障をきたすような聴覚障がいは、成人では良く聴こえる方の耳で40デシベル以上でも聞き取れないこと、子供では良く聴こえる方の耳で30デシベル以上でも聞き取れないとされている。

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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