緊急避妊
キーファクト(主要な事実)
- 性交渉後 5 日以内であれば緊急避妊(EC)の処置により、妊娠の 95 % 以上を防ぐことができます。
- 緊急避妊は、避妊手段をとらない性交渉、避妊の失敗可能性が疑われる場合、避妊器具や薬の不適切な使用、また避妊手段が取れない状態で性的暴行をされたなどの場合に行います。
- 緊急避妊の方法には、銅含有の子宮内避妊具(IUDs)と緊急避妊薬(ECPs)があります。
- 銅含有のIUDは緊急避妊として最も効果的です。
- WHOが推奨する緊急避妊薬は、ウリプリスタル・アセテートかレボノルゲストレル、またはエチニールエストラジオールとレボノルゲストレルの経口合剤ピル(COCs)です。
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。