子宮内膜症
キーファクト(主要な事実)
- 子宮内膜症は、世界中で推定 10 % (1 億 9000 万人) の生殖年齢の女性に影響を及ぼしています。
- 子宮内膜症は慢性疾患であり、主な症状には以下が含まれます:
- 月経時の激しい痛み
- 月経量の増加
- 慢性的な骨盤痛 (月経周期が終わっても治まらない痛み)
- 不妊症
- 腹部の膨満感や吐き
- 子宮内膜症は骨盤内に最もよく発生しますが、女性によっては腹部や胸部など体の他の部位に発生することもあります。
- 子宮内膜症は、性交、排便、排尿、そしてメンタルヘルス (うつ病や不安症を含む) に影響を及ぼす可能性があります。
- 現在、子宮内膜症を完治させる治療法はなく、多くの地域では子宮内膜症の早期診断と効果的な治療へのアクセスが制限されており、治療は症状を抑制し長期的な影響を制限することを目的としています。
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。







