C型肝炎

重要事項

  • C型肝炎は、C型肝炎ウイルスの感染による肝臓疾患です。このウイルスは、急性及び慢性の肝炎を引き起こすことがあり、2~3週間で終わる軽い病態から、重篤で一生続くものまで、その程度には幅があります。
  • C型肝炎は肝がんの主要な原因となります。
  • C型肝炎ウイルスは血液媒介ウイルスで、最も一般的な感染は少量の血液に暴露しても生じます。この感染は、注射による薬物使用、安全でない注射行為、医療ケア及びスクリーニングされていない血液や血液製剤の投与などで生じます。また出血に触れる性行為によっても感染します。
  • 世界的には、推計7100万人の人々が慢性C型肝炎に罹患していると見られます。
  • 慢性的感染者のかなりの数の人々が、肝硬変や肝臓がんにまで進展します。
  • WHOは、2016年に約399000人がC型肝炎で死亡しており、その大部分は肝硬変や肝細胞がんによるものであると推定しています
  • 抗ウイルス薬はC型肝炎患者の95%以上の治癒成績で、肝硬変や肝臓がんによる死亡リスクを低下させますが、診断や治療できる人々は多くありません。
  • C型肝炎に対する効果的な予防ワクチンは今のところありませんが、この分野の研究は進んでいます。

本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。

厚生労働省検疫所ホームページ :C型肝炎について (ファクトシート)

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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