予防接種率
キーファクト(主要な事実)
- ワクチン接種を受けられなかった子どもたち、いわゆるゼロ投与の子どもたち (zero-dose children) の数は、2023年には、世界中で 1,450 万人となりました。
- ジフテリア、破傷風、百日咳の 3 種混合ワクチン (DTP3) の接種率は、2023年には 84 % となりました。
- 麻疹ワクチンの初回接種を受けた子どもの割合は、2023年には 83 % となり、2019年の 86 % を大きく下回っています。
- 女子に対する HPV 初回接種の世界的な接種率は、2022年の 20 % から2023年には 27 % に増加しました。
- 黄熱病のリスクがある国でのワクチン接種率は 50 % で、推奨されている 80 % を大きく下回っています。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。
厚生労働省検疫所ホームページ :予防接種について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。