リーシュマニア症
キーファクト(主要な事実)
- リーシュマニア症には、内臓リーシュマニア症 (治療しないとほとんど死に至るため、最も深刻な病気) 、皮膚リーシュマニア症 (最も一般的で、通常は皮膚潰瘍を起こす) 、粘膜皮膚リーシュマニア症 (口、鼻、喉を冒す) の 3 つの型があります。
- リーシュマニア症は、原生生物であるリーシュマニア寄生虫によって引き起こされ、感染した雌のサシチョウバエに咬まれることで伝染します。
- 世界の最貧困層の人々がこの疾病に苦しめられています。 栄養不良、住居の強制移動、粗末な住居、不十分な免疫力、貧困などが関係しています。
- リーシュマニア症の伝播は、森林破壊、ダム建設、灌漑計画、都市化などの環境の変化とも連動しています。
- 毎年新たに約 70 万から 100 万人が新規に感染しています。
- リーシュマニア寄生虫に感染した人の中で、実際に発症するのはごく少数です。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページの でも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。
厚生労働省検疫所ホームページ :リーシュマニア症について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。