ハンセン病
キーファクト(主要な事実)
- ハンセン病は、細菌の一種であるマイコバクテリウム ・ レプラ (らい菌) によって引き起こされる慢性の感染症です。
- この疾患は、主に皮膚と末梢神経が侵されます。治療せずに放置すると、進行性の後遺症が残ることもあります。
- この細菌は、未治療の患者と密接かつ頻繁に接触した際に、鼻や口から飛沫感染します。
- ハンセン病は多剤併用療法 (MDT) で完治します。
- ハンセン病はWHOの 6 つの地域すべてから報告されており、年間新規患者数の大半は東南アジアで発生しています。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい。(改訂前)
厚生労働省検疫所ホームページ :ハンセン病について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。