麻しん(はしか)
キーファクト(主要な事実)
- 麻しんは、ウイルスによる感染力の強い重篤な空気感染症で、重篤な合併症を引き起こし死に至ることもあります。
- 麻しんのワクチン接種により、2000年から2023年にかけて 6,000 万人以上の死亡が回避されました。
- 安全で費用対効果の高いワクチンがあるにもかかわらず、2023年には世界で推定 107,500 人 が麻しんにより死亡し、そのほとんどがワクチン未接種の人またはワクチン接種を受けていない 5 歳未満の子供たちでした。
- 2023年に麻しんワクチンの初回接種を受けた子どもの割合は 83 % で、2019年の 86 % を大きく下回っています。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい。
厚生労働省検疫所ホームページ :麻しんについて(ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。