髄膜炎
重要事項
- 髄膜炎は致死率が高く、重篤な長期の合併症(後遺症)につながる恐ろしい病気です。
- 髄膜炎は依然として世界の公衆衛生上の大きな課題です。
- 髄膜炎の流行は世界中で見られますが、特にサハラ以南のアフリカで顕著です。
- 細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などの多くの細菌が髄膜炎を起こします。
- 細菌性髄膜炎は特に懸念されるものです。このタイプの髄膜炎にかかった人の約10人に1人が死亡し、5人に1人が重い合併症を起こします。
- 安全な安価なワクチン接種は、長期間にわたり防衛効果のある最も効果的な方法です。
本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページでも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい。(改定前)
厚生労働省検疫所ホームページ :髄膜炎菌性髄膜炎について (ファクトシート)
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。