5 – 14歳の子どもの死亡率

重要事項

  • 2018年には5~14歳の子ども90万人が死亡しました。この年齢層では1日約2,500人が死亡していると推定されています。 5~9歳の年長児の死亡率は、10~14歳の年少青年よりも高くなっています。
  • 1990年から2018年にかけて、5~14歳の子どもの死亡率は53%低下し、死亡者数は170万人からから46%減少しました(年間90万人に)。
  • 現在のままでは、5~14歳の子ども9800万人が、2019年から2030年の間に死亡します。これらの推定死亡数のほぼ80%は、サハラ以南のアフリカ(580万人)と南アジア(200万人)で発生します。
  • 早産、分娩時の合併症(出生時仮死や無呼吸など)、感染症および欠損などが新生児死亡原因の大部分を占めます。
  • 外傷(交通外傷、溺水、熱傷、転倒など)は、年長児や青少年期の死亡や永久的な障がいの主な原因です。この年齢層での感染症は2000年以降減少しています。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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